後記:#今年読んだ一番好きな論文2017
というわけで、皆さま今年読んだ一番好きな論文2017に参加いただきありがとうございました!
https://adventar.org/calendars/2468
論文紹介どれも楽しく読みました。ありがとうございます。
発案者かつ去年まで主催者のかえるさんの代打という形でしたが、運営できてとても良かったと思います。
色々と思ったことを書いておきます。
この企画は素晴らしい
基本的には前回の企画をなるべく踏襲して、2017年のものも運営させていただきましたが、とても楽しいものとなりました。学生を応援したいという目標もたくさんの審査員の方のご支援で達成できました。ありがとうございます。
ガクモンは楽しくやりたい
私は正直に言って「研究はほとんどの場面でめっちゃつらい」と思っています。失敗が当たり前の世界で、昨今の事情から特に日本国内では目先の成果を求められ、かつ院生に限っては研究のみでお金を得るのも簡単ではない、という事実があります。国外に活路を求める若手研究者の方も増えているように思いますが、さもありなんと思っています。
でも研究は楽しくやりたいし、できれば他の学生のみなさんもそうであって欲しい、と強く願っています。そうは言っても私も人間、忙しい研究生活の日々で、そういう感情を忘れてしまうことも多々あります。
しかしながら、師走で忙しい中たくさんの参加者の皆さんの記事を読んで、やはり研究というのは楽しい、新しく知識を得ることは楽しい、新しい謎に直面するのは楽しい、という思いを強くしました。そういう気持ちの再確認をできて、この企画をやって良かったなと思います。
運営は楽してやりたい
この企画を長く続けたいので、運営で楽をしたいな、と思いつつやりました。かえるさんにアドバイスいただき、ルールやフォーマットも前年のものをほぼ踏襲しました。発表方法はツイッターでつぶやくのみにしました。
逆に参加者の皆さんに負担をかけてしまったかな?と思うフシもありますので、そこは次回できれば修正したいなと思います。(そもそも来年私が運営できるかわかりませんが…)
前回のノウハウがなければこの企画を最後までやり通せなかったと思っています。この場を借りてかえるさんにお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。
分野が幅広くてよかった
分野が偏らない方がいいな、と思ってやりましたが、思ったよりもばらけたように思っています。大きな枠組みでは生物関連が参加者の方も審査員の方も多いような気がしましたが、もとの研究人口という母数から考えれば自然なように思えます。(ここらへん読者の分野を把握するため、投票フォームに投票者の分野を書いて貰えばよかったな、と思いました。)
記事を書くにあたって、読者の知識の前提条件を何として紹介記事を書くか、とても難しくて重要なファクターだと感じました。
次回もできたらいいな
2018年も(かえるさんが難しい場合は)運営やりたいな、と思っています(私が忙しいという可能性も大ですが…)。今回参加者の方は参加あるいはご支援、今回ご支援いただいた方は次回もご支援いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!(大人版もやったら盛り上がるかな?ご意見下さい。)